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パーク・チャン・セオ
「Éphémère」
高松芸術港 Project Roomで開催される第5章では、韓国の現代美術アーティスト:パーク・チャン・セオ(Park Chang Seo)による「Éphémère」展がGALLERY SHILLAの協力により開催されます。
パークはコンセプチュアル・アートの言説を現代の時代背景を通してより拡張しています。彼の作品は、感情や情動が世界や芸術に対する新たな理解を導くような特定のタイプの体験に訴えかけ、美学と芸術そのものをつなぎます。様々な技法を用いて、無常・不安定な境界・消滅によって残された物質的な痕跡を表現することで、ある瞬間・感情・概念が固定化されることに抵抗し、その代わりに一瞬しか存在せず、消え去る寸前である物事に注目します。
展覧会タイトルの「Éphémère」という言葉は、はかないもの・一過性のもの・短命なものを意味し、作品で探求されているテーマと深く共鳴します。「Éphémère」は、彼の作品から表出される知覚・言語・形のもろい時間性を反映します。それは、何ものも完全に固定されることなく、存在が常に不在との緊張関係にある空間を示唆していることでしょう。
この夏、世界の中を、そして世界を「放浪」し、境界とギャップを探求し続ける現代アーティストの芸術作品をご覧ください。
チャン・セオ・パーク展協力
GALLERY SHILLA
高松芸術港 総合ディレクター
田中利孝(GALLERY KTO)
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