

会期
2025.05.09.金 - 11.30.日
時間
第1部 16 : 00 pm - 17 : 00 pm / 第2部 19 : 00 pm - 20 : 30 pm
出展作家
会場
高松シンボルタワー
マリタイムプラザ 吹抜Screen
夜港:Selected
第2章「夜港:Selected」では、驚きに満ちたコンテンポラリーアートの映像作品群を高松シンボルタワーマリタイムプラザ吹き抜けスクリーンにて上映をいたします。
香川県の春から夏のこの季節の昼間の太陽のもと、自然を散策し、アクティビティを楽しんだ人たちと、島々や美術館でARTに浸たりきった " ART HOLIC "(アートをこよなく愛する人)の方々、また夜の街に出向くには早すぎて暇と退屈を持て余している市内の皆さまに、刺激的で何コレ!?と驚きに満ちたコンテンポラリーアートの映像作品群の楽しみを提供いたします。
夜が深まる前のひとときをお付き合いください。
「近代の夢」は芸術の世界を革新し続けました、それはいつしかフォーマリズムという作品の内容よりも描かれた色や形の形式が重要だといった作品群になりました。
しかし、それらの芸術も大量生産・大量消費時代が来た1960年代には力を失いはじめます。
絵画は壁から降ろされ床に置かれたり自由になり、芸術は既成の枠組みを越えたものになりました。
枠組みを越えた時、芸術は物質の要素すら無い、思考やそれを示して見せる事が芸術の表現となりました。すなわち概念が芸術になるコンテンポラリー・アートが1960年代半ばに登場します。
こうして新しい表現を模索してきた『新しい芸術』は、“ 映像 ” 《思考や概念を録画または制作した動画で表す》という姿形でも作品となりました。
ここで紹介する “ 映像 ” 作品も様々な方法で制作されています。実際にパフォーマンスをした記録から作られた映像、物語仕立てに撮られた作品、またゲームを作るように仮想空間を創り出したモノもあります。しかし、1番不可解な事は写真データは質量がない存在だと考えられてきたのに、今日の画像は質量を持つミステリアスな存在に思える瞬間がある事です。
『現在』の芸術はカテゴライズする言葉の支配すら越えて行ってしまいました。 夜の芸術港に迷い込み、不思議な時間をお楽しみください。
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第1部 16 : 00 - 17 : 00
Curated by 山田彩七光
帖佐小雪 AyaoTazaki 田久保はな 宮ノ下岳流
第2部 19 : 00 - 20 : 30
潮田友子 大西晃生 近藤拓丸 坂口寛敏 ジダーノワ・アリーナ 平田尚也
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【第2部上映スケジュール(※1日おきのAパート前半とBパート後半が入れ替わります。)】
・上映Aパート(前半)
①平田尚也《Repetition game》2017(5min00sec)
②坂口寛敏《パスカルの海ー有明海2023》2023(11min39sec)
③坂口寛敏《時の循環 循環・水・器1989-2017》1989-2017(6min48sec)
④大西晃生《Death and sleep》2023(11min01sec)
⑤大西晃生《Self portrait (constantly destroying, constantly creating)》2023(6min53sec)
⑥ジダーノワ アリーナ/Zhdanova Alina《Unknown Traces》2024(2min50sec)
⑦ジダーノワ アリーナ/Zhdanova Alina《Dobe》2022(2min40sec)
・上映Bパート(後半)
①近藤拓丸《旅には複数の切断面がある》2016(6min22sec)
②近藤拓丸《わたしはわたしとおなじあなた》2018(5min26sec)
③近藤拓丸《Botanical Capture》2024(5min00sec)
④潮田友子《シロイルカの夢 2018-2023》2018-2023(5min45sec)
⑤潮田友子《12 SEAHORSES》2024(8min24sec)
⑥坂口寛敏《パスカルの森 2022 室戸岬》2022(3min56sec)
⑦坂口寛敏《パスカルの海-2022高知》2022(4min30sec)












